ニュートン「プリンシピア」ブルーバックス

昔、「世界の名著」版で挫折した本。今病院に缶詰になって他にやることもなし、時間だけはたっぷりあるのブルーバックス版で再チャレンジしてみた。
 今回はまじめに読まずに読みとばすことにした。なにせ幾何の証明問題の塊のような本なので、真剣に補助線や比例関係を追いかけると、元の木阿弥、過去と同じになってしまう。ニュートン君が何を言いたいかを追いかけることにした。
 とは言うものの本の大半を占める幾何問題を無視もできないので、証明問題の命題、補助定理などで前提となる項目、結果として手に入れたい項目、変数内容、重要な定数などなどは押さえておいて、最初と最後で何を導き出して次につなげようとしているかは読み解くようにした。
 流率法などの微積分の直接の説明はない。かといってユークリッド幾何の世界かと思いきや、微積分の結果の方程式を利用したり、無限回、無限、無限小の考えを利用したり、積分の面積、体積を結果として利用しているので注意しなければいけない。
  全体としては、ユークリッドほどの頑固さはないけれど、まずは基礎的な定義、命題、数学的な前提から始めて、円錐曲線を中心に力学的運動の話が続き、流体静力学、天体問題と続いて最後に神の話、自然哲学、実験哲学で終わる。つまり実証可能な世界の記述方法と実際の記述の試みをしたかったのではないだろうか。

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